あひるの空ヘビーローテーション+

日向武史先生の『あひるの空』が好きすぎて、ネタバレしすぎない程度に考察してます。

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今日はとことん!どうでもいい話をしようではないか。

今日はとことん!どうでもいい話をしようではないか。タイトル

まえがき

我が家の朝は、妻のどうでもいい夢の話からスタートすることが多い。

「慎吾ちゃんと亀に同時に告白されたの私。でもね、泣きながら『思ってる人(つまり僕)がいるから・・・』って断ったんだよ。偉くない?わたし」

いつも僕を思ってくれて嬉しいよ⇒ハグ

なんてことは、まるでない。*1

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僕論のアウトプット

憲吾と亀田だったら話は別だ。僕も「なぜに北辰!?」とツッコまざるをえないが、起きてきて間もなく話されるこんな妻のどうでもいい夢話については、僕はもう何も答えないようにしている。

「どうもいいって思ってるでしょ」

ええ。

こんなやりとりから我が家の一日が始まる。

しかしながら、僕も妻のことを言えない。僕は夢の話をするわけではないが、僕論をアウトプットする。

僕論のアウトプットは、たいてい夕食の食卓を囲んだ時に行われる。一日中考えてたことを吐き出す場がココなのだ。

今日はその僕論の一部を紹介します。

僕論①「辛い」

子どもの時から「辛い」という日本語に疑問を感じている。

唐辛子とかの辛さは「辛い」でいいと思うんだ。でも、MINTIAを10粒まとめて口に入れて、一気に噛み砕いた後の「辛い」は辛いではないと常々思っている。今でも、だ。

一時期、たしか中学生の時だったと思うがこの話を色んな人にした。興奮気味に話す僕と、「スゴい」とも「それは違くない?」とも言ってくれない聞き手。それでも、僕は怖気づくことなく続ける。

スースー系の「辛い」を辛いと言うのを止めようと提案した。

口が寒くなる=COLD⇒COLDい⇒あれは「コロい」と表現すべきなんだと。

「#いつかあたりまえに」に、コレも入れておけばよかったか。

いつかあたりまえに国語辞典に「コロい」が載っている日を、かれこれ25年は願っている。

あ、そういえばミスチル25周年ライブのライブレポーターの抽選には落ちた模様です・・・。熊本まで行く心の準備はできていたのにな。。。クソっ!

↓ココに書いたあの件です。

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今日の記事が自暴自棄なのはそのせいではないのだけれど、だんだんそのせいな気がしてきました。

クソっ!

僕論②「うんこ」

クソっ!といえば―「うんこ」の僕論を息子と妻に聞かせたこともあったな。

「おまえたち、なんで『うんこ』は”うんこ”っていうか知ってるか?『わんこ』も『チャリンコ』も実はある意味で仲間なの知っているか?」

もちろん、これも夕食時に行われる僕論です。教育上・・・これも教育だ。

「うんこ」の語源については、男なら誰しもが一度はこの真理を追究すべく辞書を手に取った。しかし、その意味を覚えている人は殆どいないだろう。

なぜか?

発表する場がないからだ。アウトプットしないからだ。日頃から”アウトプットしているもの”をアウトプットしないでどうする。と僕は言いたい。

だから僕は敢えてことあるごとに(ことがなくても)、この”うんちく”を披露する。「”うんち”だけに」とか、「アウトプットしないでどうする」とかダジャレを交えて。

と、ここまで言っておきながら、品を考慮してうんちくは割愛する。夕食の食卓では言っているのに? という声は聞き流しておきます。

自己判断でお調べ下さい。

といって、調べる人は殆どいないのだろう。

どうでもいいからね。

僕論③「は行」

50音の中で唯一「は行」だけ、ソレ単体で意味を成す言葉になっているという発見を、これを発見した当日に息子に聞かせてやった。

は=歯/刃
ひ=火/日
ふ=ふ(おふ)/歩(将棋)
へ=屁
ほ=穂/帆

これは先人から何かのメッセージなのではないか。思い浮かべてみろ。

息子は箸で持ち上げたご飯を口に運ぶために口を開けているのではなく、僕の話に夢中になり目をキラキラ輝かせながら前歯の欠けた白い歯を見せて、「それで、それで」と言わんばかりに口を開けている。

なんてことは、まるでない。

そして、これ以上の続きもない。

北辰高校のあのクインテット

僕は、こんなどうでもいいことを考えるのが好きなんです。癖なんだと思います。字が似てるから「暇」と読んでもらってもいいです。

だから、『あひるの空』を読んでても、そこにつっかからなくても・・・というところにつっかかって妄想を繰り広げてしまいます。それにお付き合いいただいているのが当ブログです。我が家の食卓へようこそという感じです。

息子はすでに僕論を”話半分で聞く術”を身につけています(笑) このブログも、話半分で読んでいただけると息子のように世渡り上手になれると思いますよ(笑)

さて、最後はやっぱり『あひるの空』の話をしなくてはいけないのでww

僕の中で今一番どうでもいい話で、それを知ったからとて『あひるの空』の魅力が他者に全く伝わりもしなければ、それを話したからとて会話も全く広がらない話ををしようではないか。今日はとことんだから。

「北辰高校のあの5人」の名前を知ってますか?

もうこの時点で×マークでこの記事を閉じようとしている人もいるかと思います。

もはや北辰高校??なんて人も少なからずいるしょう。

県大会初戦、九頭高と戦った西相地区代表の平塚・北辰高校です。「あの5人」とは、途中出場で奇をてらった岡平中クインテット(5人組)です。

人数 意味 英語
1 独奏 ソロsolo
2 二重奏 デュオDuo
3 三重奏 トリオTrio
4 四重奏 カルテットQuartet
5 五重奏 クインテットQuintet
6 六重奏 セクステットSextet
7 七重奏 セプテットSeptet
8 八重奏 オクテットOctet
9 九重奏 ノネットNonet
10 十重奏 デクテットDectet

「ソロ/デュオ/トリオ」以外、今後の人生で使うこともなければ、出会うこともないワードだと思います。ココで出会うのが最後だと思っておいてよいと思う。だから、無意味にもキレイにまとめてみました。今日はとことんだから。

さて、岡平中クインテットの話をしよう。

岡平中を全中ベスト8に導いたメンバー5人

ネイト君と噛みつき亀君以外は全く印象に残らないモブキャラレべルの存在感でした。ベンチウォーマーだったわけではない、コートに立っているというのに、だ。

ミスチルの「GIFT」という曲にこんな歌詞がある。

GIFT

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  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

降り注ぐ日差しがあって だからこそ日陰もあって
そのすべてが意味を持って 互いを讃えているのなら
もうどんな場所にいても 光を感じれるよ

僕の好きなフレーズの1つです。

41巻「AROUND THE ROUND」の表紙をよく見てほしい。白とグレーのコントラストが、このミスチルのフレーズそのものにも見えてきやしませんか?

あひるの空単行本41巻の表紙のコントラスト

「AROUND THE ROUND」の内容もそんな感じだったか? そうとも言えるが、いかんせん空ぴょんが眩しすぎた。

《降り注ぐ日差し》が空ぴょんの無双っぷりだったわけだが、あまりにも南中高度が高すぎて《日陰》すらできなかった3人がいる。

それが今日の主役、土屋、人見、南の3人だ。

ミスチル様の仰せの通り、日陰を作ってあげないといけないではないか。

土屋・人見・南

桐谷寧人君、キミはちゃんと日陰となった。

#14桐谷寧人 キミはちゃんと日陰となった

実に良い日陰だったじゃないか。Wikipediaにも君の名は刻まれているようだよ。斉藤和義がモデルなんだろ。分かったよ。キミは良い日陰仕事をしたって。

亀田君、なぜキミは『あひるの空』の縦軸*2の”ボスハンド使い”だったというのに、もっと日陰感を出さなかった?

亀田 ボスハンド スリーポイント

「ぷしゅぷしゅ」の方で日陰感出ちゃってるがな。しかしながら、あたふたしているコオタに気づきを与える”頭なでなで”も生まれた。

茂吉の頭なでなで

茂吉ファンにとってはキュンキュンする頭なでなでだったに違いない。その点では、亀田のぷしゅぷしゅディフェンスも良い日陰仕事をしたと言えるだろう。

どうです? 皆さんのご記憶の通り、この2人はちゃんと日陰となっていた。しかし、それ以外の岡平三人衆はどうだ? 誰も覚えちゃいない。41巻の巻頭を彼らの幼少期で飾っているのに、だ。

名士のおばあちゃんと岡平中の5人

「運命共同体」と言っているのに、だ。

『サマーウォーズ』のおばあちゃんを思わせる、あの”名士のおばあさん”の遺言にはそんなこと書いてなかったはずなんだ。

↓ここで三人衆の名前が紹介されていたのすら、皆読み飛ばしているだろう。

北辰高校1年生の自己紹介風景

スラムダンクの登場人物と深い関係があるのに。

なんてことは、まるでない。


土屋・人見・南の確認作業

三人衆の名前とキャラを一致させるのはなかなか難解だった。

北辰高校1年生の自己紹介風景

このコマでは、台詞が誰から発せられたものなのかが明確でなかったからだ。吹き出しのピョコンがついていない。ともすると、土屋・人見・南は岡平クインテットとは全く関係のないコイツかもしれない。数えると新入部員は12人いるじゃないか。しかしながら、それでは岡クイ(めんどくさくなったw)が気の毒すぎるし、これは日向武史先生から出題されたクイズに違いないと勝手に思っている。だから、土屋・人見・南の名前は残りの三人衆の名前とみてよいのだと思う。

この三人衆の名前とキャラを一致させるためには、相関関係から読みとるしかなく、かなり読み込まなければならなかった。それ故に、彼らに愛着が沸き、スポットを当てたくなったというのが、実のところのこの記事の動機だ。

では、台詞とキャラの関係を整理してみよう。

  1. 「全員岡平中ッス」
  2. 「Cの土屋です」
  3. 「南です Fやってました」
  4. 「人見です Fです」
  5. 「ぷしゅぷしゅ」

こんな読み方であってるだろうか。

じゃあ、「全員岡平中ッス」という第一声を発するとしたら誰だ?

岡平中のキャプテンしかいないだろう。

そんなところから点つなぎは始まった。

岡平中のキャプテンといえばは、彼だ↓

「全員岡平中ッス」という第一声を発したキャプテン

そうすると、続く―「Cの土屋です」は、同一人物のセリフとみてよいと思う。キャプテンが「全員岡平中ッス」と言って、仮に別の土屋が「Cの土屋です」って間髪入れずに言ってたら、まるで卒業式の「ぼくたち」―「わたしたちは」―「旅立ちます(全員)」だ。

つまり、岡平中キャプテンはポジションCの土屋という結論しかないのだ。

あとは人見と南だな。共にポジションFだという。どっちよ?

右が南で、左が人見だ

右が南で、左が人見だ。

僕は占いやらその類を全く信じない。だって、こういうことでしょ? あんなものは擦り込みなんだ。そう言われればそう見えてくるものなんだ。それっぽい人が言えば、根拠がなくたってそういうことにできるんだ。米の鑑定士たる人がその年の米の賞を決めているんだというのをTVで観た。なんてことないおばはんで、そのおばはんが「最高」といえば「最高」なんだと。そんなもの僕は信じない。僕が知ってる蕎麦屋さんの炊いたごはんは最高に上手い。僕なら金賞はあの蕎麦屋さんだ。

これと同じだ。

南っぽくて、人見っぽい。ただそれだけでいいじゃないか。今日は。

そんなこんなで一応まとめました。

岡平中 北辰高校 ポジション 名前
4 13 C 土屋
5 12 F 人見
6 14 SG 桐谷寧人
7 10 PG 亀田
8 11 F

さて、これを踏まえて、寧人・亀田以外の三人衆の日陰っぷりをいよいよ評価したいと思う。

#13土屋の日陰な一言

北辰#13は、前述した通り平岡中でキャプテンだった土屋だ。

翔太と競り合う土屋

土屋は翔太とゴール下で競り合って決められるも、「中学神奈川県ベスト8」の強がりを見せた。

さすがに県大会 そうこなくちゃ面白みがない

≪さすがに県大会 そうこなくちゃ面白みがない≫と強がったが、北辰はメタメタにされた。

九頭高の力は試しとなった県大会初戦。ギャラリーだけでなく、僕らも九頭高どうなのよ という半信半疑の気持ちを爽快感に変えた。この爽快感もたらしたのは、土屋のこの一言のおかげだといっても過言ではない。

「あっぱれ」をあげておこう。

日陰大賞は#12人見

平岡中で副キャプテンを務めたのは#12人見だった。VS九頭高戦、平岡クインテッド全員投入で出場するやいなや得点を挙げた人見。

出場するやいなや得点をあげた人見

ギャラリーに「上手い」と言わしめ、「中学神奈川ベスト8」の力を一瞬で僕らにも植え付けた。

そして、彼の日陰仕事はこれだけではなかった。千秋とマッチアップするほど長身な彼だが、スリーポイントも決めている。

人見はスリーポイントも決めている

「岡平中は全員3Pを打たす」を、この1コマに見事集約させた。

三人衆の中では、平岡中の力をたったこの2コマで見せつけたという点で、彼が一番の省エネ日陰大賞だろう。

そして、実は、人見は桐谷寧人がいなければエースを張れる男、松本 稔*3的男だ。「あひるの空」世代だったら、藤沢菖蒲の友利嵐士的男といった方が分かりやすいだろうか。

#11南は超能力が使える。

最後は#11南だ。彼は超能力が使える。

なんてことは、まるでない。

南は、平岡中CAP土屋以上にリーダーシップを当初から発揮していた。

「試合はこの5人で出してください」と言い出しにくいことを切り出したのも、キャプテン土屋ではなく南だった。

「試合はこの5人で出してください」

恐らく北辰では南がキャプテンを務めることになるだろう。

ディフェンスを買われ#10を付けている亀田に次ぎ、11番を付けているのは南だ。

しかも、南はスプーン曲げができる。(まだ言うか・・・)

あとがき

この記事を書き上げている最中に、伊坂幸太郎先生の『砂漠』を読み終えました。(『砂漠』色が出まくっているのはそういうことです)

砂漠 (新潮文庫)

砂漠 (新潮文庫)

人間にとって最大の贅沢とは、人間関係における贅沢だ

と、サン=テグジュペリの引用が『砂漠』の中でされている。

でもそれは違う。

北辰高校のあの5人について語るのに1週間以上もかける時間の使い方こそが、贅沢だ。

こんなことをしているのは、どこを探しても僕しかいないだろう。僕は贅沢ものなのだ。

*1:伊坂幸太郎先生の『砂漠』の接続詞的オチフレーズ(何ていうんだろうね。ああいうの)です。このような使い方で間違ってないと思う。

*2:番組のオープニングからエンディングまで通っている企画。「イッテQ」でよく使われてる業界用語。

*3:『SLAM DUNK』山王工業#6の3年生。ポジション:ガード。”沢北がいなければ、どこでもエースを張れる男”と言われる影のエースだった。