あひるの空ヘビーローテーション+

日向武史先生の『あひるの空』が好きすぎて、ネタバレしすぎない程度に考察してます。

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僕がずっと気になってるいくつかの相関図

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まえがき

ボクシングの試合に思わずチャンネルを止めました。

完全に『アイネクライネナハトムジーク』を読んだ影響です。

あんなに真剣に、前のめりで格闘技を見たのは久しぶりでした。ミルコクロコップだかピーターアーツだかぶりです。

チャンピオンが防衛に成功したら告白するネタなんて用意してなかったけど、でも何かしなきゃいけない衝動にかられ、とりあえず普段口にしない言葉でも発してみようと決意して、『アイネクライネナハトムジーク』の世界を再現すべく、お風呂上がりの妻を観戦に巻き込みました。

通りすがりのアイネクライネナハトムジーカーがコメントするには厚かましいですが、チャンピオンに返り咲く姿がもう一度見たいです。その時までには、気の利いた告白でも考えておきますから。

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『アイネクライネナハトムジーク』

『アイネクライネナハトムジーク』なんて覚えにくいタイトルなのだろう。タイピングしてると見せかけて、全てコピペです(笑)

『アイネクライネナハトムジーク』は、日向武史先生イチオシだった伊坂幸太郎作品。三種の神器*1の1つですね。

日向武史先生が推してたのは、CD初回特典の小説のことをだと思いますが、僕が読んだのは、短編として「アイネクライネナハトムジーク」を含んだ単行本『アイネクライネナハトムジーク』です。

にしても、「アイネクライネナハトムジーク」って、どうにも言いにくい・・・

本の中身はこんなです

【文庫】

アイネクライネナハトムジーク (幻冬舎文庫)

アイネクライネナハトムジーク (幻冬舎文庫)

【単行本】
アイネクライネナハトムジーク

アイネクライネナハトムジーク

<目次>

  1. アイネクライネ
    ・・・CDは読んでから聴いた方がいい。

  2. ライトヘビー
    ・・・一番好き。

  3. ドクメンタ
    ・・・自分を見ているようです。

  4. ルックスライク
    ・・・あの作戦いつか使ってみたい。

  5. メイクアップ
    ・・・一勝一敗と言える男になりたい。

  6. ナハトムジーク
    ・・・時間軸に混乱した。2度目も混乱した。

『アイネクライネナハトムジーク』は凄いんです。

『アイネクライネナハトムジーク』は、読み進める度にすげぇ!すげぇ!が止まらんのです。

ついネタバレしちゃいそうなので、これ以上はコメントしたくありませんが、これだけ言っておきます。これを言わないと今日の記事が始まらないから。。。

何が凄いって、相関図が凄い。

僕は、人の名前を覚えるのが得意ではありません。小説だったら尚更です。読み終えても、たいてい主人公の名前くらいしか覚えていません。カタカナの名前なんてもっての外。ハリポッターなんて悲惨でしたよ。。。1巻で挫折しました。

『アイネクライネナハトムジーク』は、紹介した通り短編で構成されています。なので、短編短編で主人公も変わりますし、生憎なことに登場人物もハンパなく多い。

だから、半ばにしてもう僕はお手上げ状態で読み進めていました(その前にタイトルが全部カタカナというだけで、拒絶してしまいそうでしたが)。それでも、アイツがアイツかっ!?コイツもかっ!って薄っすらながら見えてくる相関関係にすげぇ!すげぇ!が止まりませんでした。

読んでない人は、先日、文庫版も発売されたみたいなので是非読んでみて下さいよ。この気持ち一緒に共有しましょ。

アイネクライネナハトムジーク (幻冬舎文庫)

アイネクライネナハトムジーク (幻冬舎文庫)

すでに読んだ人は、僕が伊坂作品を読み終える度に答え合わせしに行ってるブログ「アイネクライネナハトムジーク」相関図を修正しました | 紙飛行機文庫【紙飛行機ドットコム】で便利な相関図をアップして下さっているので、これを手元に置いた上で、もう一度読むとえっ!?ココもっ!が見つかると思います。

三種の神器の中で、いや伊坂幸太郎作品の中で、『アイネクライネナハトムジーク』が1番好きかもしれません。まだ4作品のしか読んでませんけどねww

でも、そんな気がしています。

僕がずっと気になってる相関図

でね、今日は『あひるの空』の中の相関図についてのお話がしたいのです。

僕がずっと気になってる相関関係がいくつかあります。

それを考察(?)いや、答えのだせないものがほとんどですので、今日は皆さんと共有するという形でまとめてみました。

今回も長文ですが、どうかお付き合い下さい。


常盤×白石×峯田×茂吉

36巻「INTERMISION(ゴーバック マイページ)」には、トキワっち以上に僕はグラっときましたよ。

僕的に好きなストーリーTOP3の1つです。

あひるの空(36) (講談社コミックス)

常盤と千葉のあの関係に何か憧れます。トキワっちはやっぱ『あひるの空』中で一番カッコいいと思う。

さて、このストーリーで顎から下だけ登場したAND1タイチミッドを履いた港北中の彼↓

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白石静だ!とすぐにピンと来た人はいた思います。

14巻のココ↓とリンクして、「オマエなら」の”テンテン伏線”が回収された形となっていましたね。

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でね、さらにね、峯田もココに絡んでいたのは皆様お気づきでしたか?

ミネタ??

あれ以来登場してないから、忘れてる人もいるかと思いますが、大栄のトンガリヘッドの峯田圭介です。

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峯田君のトンガリヘッドエピソードが載ってるのは18巻。今一度読んでみてください。

あひるの空(18) (講談社コミックス)

スラムダンクの1巻を思い出させるような、”好きベクトルの違いで因縁が生まれるあるある”ストーリーでした。

もう気づきました?僕が注目したいのがココ↓

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港北VS横浜西

峯田が白石と戦ったというシーンです。

は?何を言うとるんですか、あひろてさん!?

白石は峯田の1コ上ですよ!

ちゃうねん、やっぱり白石と峯田は同じコートに絶対に立ってんねん。

ここがちょいとややこしいですよね~

しっかりと読んでないと読み飛ばしがちな部分(僕だけかもしれませんが・・・)ですが、横浜西中は1コ上が不在という設定なんです。

だから、峯田は全中予選に2度キャプテンとして出場しています。さらには、白石のいる港北中に勝利し県大会出場を決めています。

えっ!?でも、おかしくないっすか?

港北中VS湊中の試合って、県大会初戦の描写ですよね?

峯田率いる横浜西中に港北中は負けたんですよね?

あら?設定のミスなのか!?ココもノーバディーイズパーフェクト*2なのか!?

いや、ありえるようです。

調べてみると、全中の神奈川県予選へは横浜地区で12校が出場できることになっている。(H28神奈川県総合体育大会 要項①より)

つまり、横浜西中VS港北中が何回戦かは明記されていないので、横浜西中が港北中に勝っているにもかかわらず、港北が県予選に出場できる可能性はあります。

しかし、あれだけ喜んでる画だからギリギリの残留争いをしてる風だけどね。そこはツッコまないでおこう。

#7白石が金髪だけど、それもツッコまないでおこう。

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むしろ、ツッコミたいのは横浜地区とその他の地区での地区代表数のおける”一票の格差”的格差っすわ。横浜地区はそれだけ大会参加校が多いわけですが、もうちょっとブロック分けすりゃいいのにね。7位で県大会出場ってさ、響き的に嬉しいんだか、嬉しくないんだかじゃねぇ?


そんなわけで、峯田に負けた白石が常盤には勝ったという意味で絡みがあったのです。

そして、それを踏まえた上で力関係順に並べたのが、見出しの相関関係でした。

湊<港北<横浜西<西条

直接対決をしているわけではないので、一概には力を測ることは難しいけどね~

全然関係ない話ですが、峯田とミチロウってキャラ被りしてません?

大栄戦での峯田×ミチロウ×茂吉のゴール下の三角関係もそういう意味でちょっと見ものです(笑)

ということで、相関図にもミチロウを組み込んでおきました。

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白石×白石×有末

日向武史先生が「白石」推しであるのは前述した通りです↓

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遂に出るか!作品間リンク!に、僕は常々期待を膨らませています。

とある記事で「日向武史先生の好きな漫画は?」という問いに対して、日向武史先生は「YASHA-夜叉」を挙げていたのを見ました。

僕はまだ「YASHA-夜叉-」を読んでないんですが、ウィキペディアを見てて思わぬ発見がありました。

主人公が有末静という青年。<ありすえ せい>と読ませるらしいのです。

静じゃん!

しかもね、双子という設定のようです。

『あひるの空』の原点が、ココからも見つかるかもや。

要チェックやっ!(by彦一)

YASHA―夜叉―(10) (フラワーコミックス)

YASHA―夜叉―(10) (フラワーコミックス)

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千葉Jr.×翔太×ミチロウ

あひるの空37巻で描かれた千葉Jr.の物語も好きだなぁ~シリーズ「GO」は、やっぱり傑作なんだよなぁ~

あひるの空(37) (講談社コミックス)

これまた中学の相関関係なんだけれど、試合中Jr.にやられ、おでこから流血した三笠中#10のこの子↓

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翔太っぽいなぁーって思ったら、やっぱ翔太だった。

あひるの空コミック40巻でこんな伏線回収がされている↓

あひるの空 LOST AND FOUND(40) (講談社コミックス)

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うーん。。。#10だけど、これだけで断定していいものやら・・・と思ったら、流石ですね~日向武史先生の小技。

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同じ40巻の扉絵にちゃんと入れてるんですね~メンバー表が。そこには、確かに「中田翔太・三笠」が記されています。「この読者フォロー流石やわ~」と感心しているのは恐らく僕だけかもしれません。何度でも言います。流石やわ~

40巻以降、ミチロウと翔太のセンターポジション争いの様子がちょこちょこ描かれていて、あの描かれ方で僕の中の翔太の株が下がっていました。でも、翔太の先には常にJr.がいて、丸高戦で”あっち側”にいなかった後悔と、1年後あの場所に立っていたいという確固たる思いがそうさせているだけなんだなと思うと、ちょっと高圧的すぎるべやと感じる翔太の態度も納得がいってしまう。

だから、ミチロウもかわいいんだけどね、僕は翔太の背中を押したくなるのです。

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またミチロウが三角関係を作ってくる。やっぱアイツはこじらせ男子。

百春×空×翔太

「車谷空CAPのバトンを受け取るのは誰だ?」という考察を書こうと思って温めていたんだけど、まとまりのある話にならず、ココでお披露目することにしました。

以前、フォロワーさんにアンケートをとっとったのです。

ご協力頂いた方は「やっとかよ」と僕に罵声を浴びせて構いませぬ。


『あひるの空』46巻の巻末、突然空たちも引退しちゃってるというボーナストラック「スワン」が収録されました。

あひるの空 PAST AND TOMORROW(46) (講談社コミックス)

何度も何度も読んで時間軸の整理がついてきたら、とてつもない切なさで胸が締め付けられるようでした。

茂吉の言葉から、空たちの代もIHに行けなかったということが暗に読者へ告げられてるし。。。

うわぁー何かホント終わりに近づいてるんだなぁ。。。高校生になった息子と一緒に”終わりの時”を噛みしめたかったのに。あと10年はイケると思ったんだけどな~

「スワン」は、他にも見どころ満載で、トビのプロ入団のところだったり、空ぴょんの進路だったり色々気になるところだけど、僕は「空CAPからキャプテンのバトンを受け取ったのが誰なのか」が、気になって気になって仕方ありませんでした。

日向武史先生のコメントで、「結末の直前」って日向武史先生が言ってたから、その辺りに来たら空たちの引退まで映るかもしれないんだけどね。それでも、気になって気になって、Twitterのアンケート機能を使ってみたわけです。

ふむふむ。まぁそうなるよね。

僕が最初の1票を投じてやろう思うたら、アンケート作成者は投票できないらしい。そんなところでTwitterさんマジメ機能出さんでもねぇ。。。

僕が1票を投じたいのは翔太なのだよ。

僕は翔太贔屓ですから。

案外、翔太に票が集まらなくてビックリしますた。だって、ハルオCAPはないやろう~どうせ、あの甘々フェイスにやられた女子どもの仕業だろうがな。

これまでを踏まえると、コオタが圧倒的キャプテンシーをプンプン匂わせていますが、僕は断じて翔太を推します!

たしかに、バスケIQでは翔太はコオタに劣るかもしれない。ただ、翔太がコオタに勝っている部分があるとすれば、冷静さじゃないでしょうか?

翔太はいつだって俯瞰している。

久しぶりに立った公式戦コートでも、

や 自分 プレッシャーとか感じないタチなんで

といい、自分の仕事をそつなくこなす。

試合直後も、

まさかたった一人のシューターで 相手の5人分を稼ぎ出すなんて

と冷静に試合を振り返る余裕すらうかがえる。

藤沢菖蒲戦では、緒方が「しつこいチームだなぁ」とボヤくと、

俺もそう思います。

そうだ、ここもそうだった↓

茂吉先輩がいつもより饒舌だ 余裕がない証拠だ

どちらも、試合中であるにも関わらず、他人事のようにチームを分析していた。

最近であれば、妙院戦のこの場面も、だ。

県代表クラスの試合だ 茂吉先輩より上の選手がいて当たり前だけど まさか同学年で そこを超えて来るのか

スラナレ*3の如く、いつも試合全体をよく見ているんだ。

空CAPの下で、コオタたちはメキメキと成長していったと思うんです。

ハルオはトビに引け取らないスコアラーになってるだろうし、ユウジだって底なしのスタミナでチャッキーばりの名ディフェンダーになってると思う。よしおは、急に背が伸びちゃたりしてさ(笑)、ミチロウはもはや知らない者はいないイッチョ前の名リバウンダーだ。

新戦力も加わり、コオタの代で―あっ”コオタの代”って言っちゃったけど、IHが見えちゃうんですよね~。でも、それを率いてるのがコオタCAPじゃなくて、僕の中では翔太CAPなんだよな~
車谷監督の信頼も厚し、キャプテンとしての素質は十分だろう。地区予選最終戦、翔太CAPが九頭高を率いて丸高と戦う画が、僕の中で浮かんでいます。

40巻で千秋が翔太に髪を生やした理由も、「坊主問題」だけじゃない気がしている。

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小越×アイツ×S.KOGOSHI

これまた「スワン」より。

小越というブーフェイス、もといニューフェイスが異常に印象に残ったのは僕だけですか?

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気づいたのは、読み込みが大分落ち着いてからのことでした。

あれ?小越じゃん!

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あひるの空 STOMPING BIRDS HIGHFLY(44) (講談社コミックス)

44巻、空ぴょんと親しい風で小越がしゃべっている。

どこかで見たことがある顔だと思ったんだ。ココだったか。

でも待てよ、「スワン」で小越は空のことを「空センパイ」と言っていたぞ。

そうか、異常に印象に残ったのではなくて、これは違和感だったのか。トビ風に言えばな。

じゃあ、44巻のアイツは一体・・・

小越の兄貴なのか?

可能性は低いだろう。

3年生になった空ぴょんは、3-4組で、大抵は2年生から3年生への進級はクラス替えなしで持ち上がりだろう。つまり、アイツとは3年生になっても同じクラスのはずだ。

小越とアイツを並べてみる。

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髪の毛の流し方こそ違うものの、瓜二つといっていい。兄弟であればいくら鈍感な空ぴょんだって、ピンと来ないことはなく、「あ、小越の弟か」となるだろう。

また、小越だって「誰だっけ?」と言われて、「兄が・・・」とあそこは切り出すハズだ。

だから、小越兄弟の可能性は低いと言えるんだ。つまり、アイツは小越のドッペルゲンガーなんだ。

あひるの空ドッペルゲンガーは、これだけではない。

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↑誰だと思う?

これは藤沢菖蒲の友利君だ。

見ての通り、彼は空ドッペルゲンガーだった。

ユニフォームを脱がしてしまえば、全く見分けがつかない。ココを指摘する人が少なかったことが不思議なくらいだった。

ただ、友利君と空ぴょんとの決定的な判別方法を僕は知っている。

『8月のゴースト』を読ませればいいんだ。

『8月のゴースト』とは、元『あひるの空』のアシスタントをなさっていた降本孟先生の漫画だ。

8月のゴースト (ビッグコミックススペシャル)

実験してみよう。

【実験】
誰もいない教室に、一人ずつ呼び出す。教室には真ん中にポツンと机が置いてあるだけ。そして、その机の上には『8月のゴースト』が置いてあり、白い紙に黒のゴシック体で「読め」と書かれた指令が添えられている。

こんな実験をした。読み終えたあとの2人の行動を見れば、それが友利君なのか、それとも空ぴょんなのかを判別することができるんだ。

「あひるの空ヘビーローテーション+」初訪問で、全くもって意味が通じない方は、↓の2つの記事を読んで戻ってきて下さい。

blog.ahirunosora.net

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【実験結果】
『8月のゴースト』を読み終えたあと、その漫画を床にたたきつけたが、再びそれを拾い上げニンマリ笑みを浮かべた方が友利君だ。

彼は『8月のゴースト』を読めという指令に従い読んだ。それは積極的とも取れるほど、手に取るまでにはさほど時間かけなかった。

いつも家で漫画を読むときよりじっくりと時間をかけて『8月のゴースト』を読み終えた。すると、何を思ったか、急に『8月のゴースト』を床にたたきつけた。

―ここまでだったら、彼はまだ空ぴょんかもしれない。

彼はムンムンと、もとい、悶々としていた。

「スク女がなぜに脱がんのじゃっ!」表紙のスクール水着の彼女に騙された思いだった。

床に叩きつけた『8月のゴースト』は、その勢いが強かったせいか外側に巻かれたカバーが外れ、教室の前方までへ漫画は転がっていった。

カバーの外れた『8月のゴースト』は当然のように白黒の味気ない一冊の本となった。

彼の悶々とした気持ちは漫画を床に叩きつけたところで収まらなかった様子だが、本は元に戻すべきという彼の良心が働いたのだろう、自分から大分遠ざかった漫画本に一度目をやる。

そして、彼は二度見した。

彼は『8月のゴースト』のカバーが外れたところで、どうせカラーの表紙と同じスク女の微笑みモノクロVer.なのだろうと高をくくっていた。しかし、どうやら想像していたそれとは違うものがそこに転がっていたのだ。

そこからの彼は行動は速かった。バスケ部だからだろうか。脚の裏で椅子を引き椅子は一瞬後ろに倒れかけた。そこから、1歩でその間合いに入っただろうか。転がった漫画を手にするまでのその俊敏な動きは、コートで見せるその動きにも似ていた。そして、再び手に取った『8月のゴースト』を見て、彼はニンマりとした。

彼の名前は、友利 嵐士だ。

再び、ごめんね。友利君。。。こんな使い方をしてはいけないね。くだらないドッペル脱線して、もう一人の相関関係「×S.KOGOSHI」を忘れてしまいそうでした(笑)

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新人アシスタントKOGOSHI氏へ日向武史先生の粋な計らいということだろうか。

締めが雑でスミマセン。

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美里ちゃん×(仮)さほちゃん

これは、前に綴った通りです↓

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日向武史×KEN KAWAI×TIZU-K

さいごに番外編。

皆さんは、KEN KAWAI氏とTIZU-K氏をご存知だろうか。

もはや、キモいくらいのディープなお話になります故、番外編として聞き流して頂いても構いません。

でも、聞き流せないくらい話は長くなってます(笑)

KEN KAWAI氏について

39巻のエンドクレジットを見てほしい。

あひるの空(39) (少年マガジンコミックス)

エンドクレジットに「story by KEN KAWAI」がシレーっと追加され、最新刊48巻でもなお、依然として「story by KEN KAWAI」が存在しています。

僕の中で、ずっと謎が謎を呼んでいるKEN KAWAI氏だ。誰やねん。

と思ったら、日向武史作品の前作『Howling』にも。ホンマ誰やねん。

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バクマン。 』の如く、原作と漫画のタッグ式となったということなのか?

しかしながら、『あひるの空 BEST SELECTION+』で日向武史先生がこんなことを言っていたのを僕は覚えている。

あひるの空 BEST SELECTION+ (講談社コミックス)

とくかく自分を追い込もうと思った

自分で脚本(ホン)書いてカメラ回して演出しながら自身で編集もする

そーゆう作家じゃないと生き残っていけない気がしたから

この本に載っているのはそれを確信に変えてくれた大事な話たちなのです

日向武史先生のこだわりだ。どう考えても原作と漫画のタッグ式になったとは考えにくい。

でも、『Howling』単行本1巻・2巻の巻末の構成と『あひるの空』39巻以降の単行本の構成がどことなく似ている気がするのです。

もしかしたら、ちょい出しされるボーナストラックはstory by KEN KAWAI氏の御業なのだろうか。

謎は謎のまま。

TIZU-K氏ついて

次に、TIZU-K氏だ。

TIZU-K氏は、『あひるの空』の単行本8巻以降ずっと単行本カバーデザインを担当しているお方だ。

あひるの空(8) (講談社コミックス)

それぇーみんなぁー単行本を引っ張り出して、片っ端からカバーのそでを確認すべし。

あひろてさん!そでに書いてませ~ん。

あ、失礼しました。1ページ戻って、エンドクレジットを見るべし。

あひろてさん!嘘つかないで下さ~い!

「CG&カバーアート:さかいさん」なんですけど。

ふっふっふっまんまとハマりおったなぁ~

青二才がっ!

さかいさん=TIZU‐K氏なんじゃ!

そう、同一人物なんじゃぞ!14巻で全てがわかるぞぃ。見てみぃ。

「COVER DESIN...TIZU‐S」

TIZU‐S??

そのまま14巻を後ろからちょっと数ページさかのぼって、エンドクレジットを見てみなはれ。

K.SUGAWARA・・・今のマガジン編集長じゃな。
S.SATO・・・担当編集さんじゃな。
M.UTSUNOMIYA・・・単行本担当さんじゃな。
T.KAWAI・・・ココじゃ!

つまり、TIZU-S⇒TIZU-Kになったということじゃ。

13巻ではまだ、TIZU-S/T.SAKAI。つまり、TIZU SAKAI氏は『あひるの空』13巻~14巻発売年の2006年に晴れて結婚なさったのじゃよ。
めでたい、めでたい。ほぉっほぉっほぉっ

↑よくわからない仙人キャラが出てきてしまって、収集がつかなくなったので・・・もとい。

単行本 カバーデザイナー
#1~7 J.SHIGA
#8~13 T.SAKAI
#14~ T.KAWAI

TIZU-K氏は、もともとTIZU.SAKAIとして『あひるの空』7巻まではCG担当だけをされていました。そして、8巻で単行本のカバーデザインナーに抜擢されたのだ。

もっというと、実は、KEN KAWAI氏同様に、TIZU氏も『Howling』から制作に携わっていたのだ。

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今の「シンプルすぎる表紙だ」と世の中をざわざわさせてるカバーのデザインをしているのも、もちろんTIZU氏。監修こそ日向武史先生のはずだが、十数年、日向武史先生と一緒に仕事をしているから成せる業なのだ。

それでも、あなたはこのシンプルな表紙見て「手抜きだ!」と言えるの?

そんなことよりね、僕が声を大にして言いたいのは『あひるの空』に2人の”KAWAI”が存在しているということ。これは偶然か必然か・・・僕は、TIZU氏とKEN KAWAI氏が結婚したのではないかと思っています。職場結婚。ムフフ。これは想像でしかない。ただ、1つだけ確かなことはある。『あひるの空』を今も支え続けているのは2人の”KAWAI”ということだ。これだけは間違いない。

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エンドクレジットだけで、この妄想。ね、キモいでしょ??

さいごに

だいぶ置きっぱなしの内容になりましたが、日頃からこんなことばかり考えながら『あひるの空』を楽しんでいます。

48巻も素敵なストーリーでしたね。

あひるの空 BURNOUT DUPLICATE(48) (講談社コミックス)

僕のこれまでの様々な考察がいよいよ破たんし始めてますが・・・(笑)、前にもお伝えしております通り、コロッケのものまね的エンターテイメント系考察ブログですので、予めご了承の上、ご拝読いただければ幸いでございます。

『あひるの空』愛は、ベリーベリーストロングですので。

体育会出身者の為の転職エージェント【スポナビキャリア】

*1:日向武史×伊坂幸太郎対談で日向武史先生が好きな伊坂幸太郎作品として挙げていた3つの作品のこと

*2:あひるの空単行本47巻で日向武史先生が放った名言。この記事で全文記録しています。

*3:井上雄彦先生の『SLAM DUNK』の漫画内に登場するナレーター。この記事面白いよ