あひるの空ヘビーローテーション+

日向武史先生の『あひるの空』が好きすぎて、ネタバレしすぎない程度に考察してます。

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「こころ」と「愛」と「ふわりのこと」

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まえがき

ミスチルLIVE遂に行ってきましたよ!

tour.mrchildren.jp

近いっ!近いっ!近いっ!

米粒だった桜井さんが、ストⅡくらいの大きさと画質で目視できました!

ホールツアーすげぇぞっ!


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続・まえがき

皆さんにご心配をおかけしましたダブルブッキング問題は、礼服がグチョグチョになるくらいダッシュして、なんとか後半戦は聴けました。

礼服でね。

中盤ブロックの最前列だったから、DVDとかFC会報とかで、礼服の白ネクタイ&メガネ男がいたら、それ僕です(笑)

礼服の下りについていけてない人は、過去のエントリーから。

まえがきだけ読めばこのノリについて行けます。

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blog.ahirunosora.net ↑8位のとこ

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blog.ahirunosora.net ↑中盤でちょっと触れてます。

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もうちょっとLIVEの話。

恐らく僕が最終入場者だったと思います。

「LIVEホントにやってんの?」と思うくらい閑散とした入場口に、ハァハァゼェゼェ言っているおじさん、いやお兄さんが現れたもんだから、関係スタッフはみんなこっちを見てました(笑)

入場手続きを済ませて、座席が番号が発券され、急げ!急げ!1秒でも早く歌声の聴ける場所へ。

僕の頭の中では、日向武史先生が1番好きという「靴ひも」が流れてましたね。

「キャプ翼」じゃなかったよw

「ハァハァハァ入口はどこですか?」

変な奴キター

案内役のお姉さんも、そう思ったハズです。

尋常じゃないくらいハァハァしてましたからw

「D1、こちらです。」

案内された扉を開くと、「Fantasy」が流れてた。

「誰もが孤独じゃなく
誰もが不幸じゃなく
誰もが今もより良く進化してる」
たとえばそんな願いを
自信を皮肉を
道連れに
さぁ旅立とう

青白い光に照らされて、桜井さんがスト2のリュウくらいの大きさで見える。

「近っ!近っ!」

もうこの時点でロック解除。覚えてないけど、1人で色々喋ってたと思います。

「D1、D1、D1・・・」

暗いからどこに座席番号が書いてあるのかも分からなし、「D1」より桜井さんを観ていたいし、1人でブツブツ言いながら挙動不審だったと思います。

そして、入り口でお姉さんに見せられた座席表をふと思い出す。

そうだ、中盤の角だった!

普段はそういうの探すのホントに下手で、すぐ人に聞いちゃうんだけど、あのときは冴えてた。「あひるの空」的に言えば、ゾーンに入ってたんですな。

あれ?

でも女の子が立ってる・・・

「ココ・ディ・ワン??」

「ココ・ディ・ワン??」

「ココディワン」を繰り返す礼服姿の変なおじさんが突然現れてもんだから、両手をステージに捧げている彼女はキョトン。

「・・・」

「ココ・ディ・ワン??」

席はあってたようで、来ないと思ってた人が急に現れたもんだから彼女はバツが悪そうにしてました。

来ちゃってゴメンね。

そして、隣りの本来の自分席に戻った彼女は、気のせいならいいんだけど、僕の方をなるべく見ないように再び両手をステージに捧げてました。

そこから1時間、10曲以上は聴けたよ~それでもお腹一杯でした~

続・続・まえがき

でね、今回ね、初めて、キョトン(あだ名にしちゃった)にならって、僕も両手を捧げてみたんです。

これにはどんな意味があるんだろう。
誰がこんなことを始めたのだろう。
ヲタ芸の原型なんだろうか。
「ヲ」or「オ」???

初めは、そんな雑念と恥じらいを抱きながら。

やってみてね、「捧げる」意味がちょっと分かった気がします。

「俺はココにいるぜ!結婚式終わってダッシュで来たぜ!礼服だぜ!桜井さん!こっちを向いてくれ!こっちに気づいてくれ!」

必死に両手を捧げてました。

さて、LIVEが終わり、怒涛の一日の疲れがドッと来て、帰りの波には乗らず、しばらくベンチに座ってました。

色々振り返りながら。

あれ、そういえば・・・ぷっ(笑)

皆さん、気づいてました?

「D1」って入場口の番号やんっ!

だから、キョトンはキョトンだったのか。

バツが悪そうだったのではなくて、「やべぇヤツ来たぞ!」という防衛反応だったのか。。。

ごめんね、キョトン。

もう色々ありすぎて、1人でベンチで大笑いしちゃいました。

はたから見たら完全にやべぇ奴でした。

『こころ』

さてさて、このLIVEをどう「あひるの空」に繋げていこうか。。。

あの時の興奮のまま、ココまで考えなしに書き殴ってます(笑)


今回のホールツアー2017「ヒカリノアトリエ」で、どの公演でも披露されてるCD未発売の曲があります。

『こころ』という曲です。

僕の気持ちも落ち着いてきた頃に、ちょうどバラードのリストに入って、その曲の前奏が始まりました。

あれ?聴いたことない曲だ。何かのカップリング曲だっけ?

周りの反応を見たら、何かみんな知ってる風。

負けじと、僕も知ったかぶりしましたけどね。

そしたら、演奏後、こんな桜井さんのMC↓

通常だったら
「これから演奏する曲はこういう曲でこういう経緯で作りました。
では、聴いてください「こころ」です。」
と曲紹介してから演奏した方がいいんだけど。
そうすると聴く側は身構えてしまって、それがこちら側のプレッシャーとなってしまうから嫌なんです。(観客爆笑)

で、「心」という実体のないものは何かなって考えてみると。
去年、僕の周りで親しい人が亡くなってしまいました。
(桜井さんと親交が深かった元サッカー選手でジュビロ磐田の奥大介さんのことかなって思いましたが。。)

そのときに悲しい思い、寂しい思いをしたけどずっと僕の心にその人がいます。
「心」ってのは誰かを思いやって、
「これをしたらこの人はどう思うのかな。」
「これを言ったらあの人はどう感じるのかな。」
とイメージするものを「心」だと思います。
出会いや別れを多く経験すると人の「心」が豊かになっていくのではないでしょうか?

次に演奏する曲も、
「この曲を演奏したらみんなはどんな表情をするのかな。」
って考えながら曲を作りました。
ちょうどNHKホールにぴったりの曲です。
2番のサビが終わって間奏で、観客みんなで口笛を吹くところをイメージしながら作りました。

この「ヒカリノアトリエ」という曲名は僕ら8人のバンド名から取りました。
曲ができて曲名はどうしようかと悩んでたら、ギターの田原が
「ヒカリノアトリエでいいじゃん。」
って言って、「そうしよう!」とすぐに決まりました。
(そのとき田原さんに照明が当たって、その照明を田原さんがよけてました。(観客爆笑))

この「ヒカリノアトリエ」というバンドは僕自身すごく好きなバンドで。
8人で音を鳴らしたときから、すぐに好きになりました。
で、そのときにツアーを回るときに「Mr.Children」という名前で回ることに違和感があったので、8人用のバンド名を考えました。
「Mr.Childrenとヒカリノアトリエで虹を描く」
という名前から「ヒカリノアトリエ」を取ってそれをバンド名にしました。

引用:ミスチル「ヒカリノアトリエTour」3/23NHKホール全曲詳細レポートpart5 – ミスチルブログ

おいっ!みんな知らんのかいっ!!

ズッコケそうになりました。

でもね、みんな知ったかぶりってわけではなかったみたい。

入場時配られたリーフレットに歌詞が書いてことに後で気づきました。

慌てて入った僕は、そんなものがあっとはつい知らず、やべぇ汗でしめっぽくなってる。。。ポケットでしわくちゃになってる。。。

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↑読めるかな~素敵な歌詞です。

あー、歳のせいかな、『こころ』のメロディ全く記憶に残ってない。

早よ、CD化を。

「愛」の説法

最近のLIVEの傾向なのか、間のMCで桜井さんの↑こんな感じの”説法”が入ります。

前回参戦したツアー「未完」でも同じような説法が↓

最近、「LOVE」について考えまして、色々調べてみました。

「LOVE」といえば恋愛の「LOVE」ですが。
「LOVE」にはたくさんの意味があって、
「家族愛のLOVE」や「恋や愛のLOVE」。
あと「ジャイアンツ愛のLOVE」など。(笑)
それらを含めて「LOVE」なんですね。

では、その「LOVE」の反対を表す言葉はというと。
「憎しみ」や「無関心」であるとされていて。。

と、その話を一旦置いといて。
(観客爆笑。)
僕(桜井さん)は「愛」について考えたとき「ブッダの愛」についての考えが好きで。

それは、自分の子供を失くしてしまった母親がその失意から、何としても子どもを生き返らせたいと思い、ブッダにその想いを伝えにいきました。

そして、ブッダは
「分かりました。ではお子さんを生き返らせてあげましょう。
その代わり、条件があります。
それは、「芥子(けし)の花」を一輪ここへ持ってきてください。
ただし、その「芥子の花」は、1人も大切な人を失くしたことがない家からもらってきてください。」
と言いました。

それを聞いた母親は、街へ赴いて「芥子の花」をもらいに一軒一軒訪ねました。
が、何処の家にも「大切な人」を失くしたことがないということはなく。
母親は途方に暮れながらも。

「そうだ、誰しもが大切な人を失くしているんだ。
だから、生きてる間はその人を深く愛し、失くしたとしてもその人を深く愛そう。」
と悟って、子どもの死を受け入れたそうです。

僕は(桜井さん)、そんな「愛」についての話が一番好きです。

引用:ミスチルTour「未完」東京ドーム8/16〜全曲詳細レポートpart4 – ミスチルブログ

そして、アコギから始まる『and I love you』。カッコ良かったな~

Mr.Children Stadium Tour 2015 未完 [DVD]

でもさ、「こころ」と「愛」を説くLIVEって。

これが日本を代表するモンスターバンドでなければ、完全に怪しいセミナーですな(笑)

今日はココからヒントを受けて、あひるの空の「こころ」と「愛」を語りたることにしましょうか。

まえがき(終)長っ!

「こころ」と「愛」が凝縮された『ふわりのこと』

僕は、桜井さんのこの2つの話を思い返して、ふと浮かんだのが『ふわりのこと』でした。

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あひるの空(39) (少年マガジンコミックス)

あひるの空(39) (少年マガジンコミックス)

僕は『ふわりのこと』に桜井さんの言う「こころ」と「愛」が凝縮されているように思ったのです。

とはいっても、『ふわりのこと』は皆さんもご存じの通り、ねごとの『ふわりのこと』からインスピレーションを受け、描き下ろされたストーリーです。

ふわりのこと

ふわりのこと

  • ねごと
  • ロック
  • ¥250

ねごとの『ふわりのこと』が、『あひるの空』のために作られた曲なんでは?と思っちゃうほど、見事シンクロしてて、それはもう秀逸です。

”神巻”39巻の巻末を飾るに相応しいストーリーだと思います。

そんなねごと色の『ふわりのこと』ですが、今日は桜井さん色の「こころ」と「愛」という切り口で考察してみたいと思います。

”泣く泣かない問答”が超絶に切ない

『ふわりのこと』を読むと、家族愛を描いた2時間映画を観た後ように、ずしりと響く。

わずか20ページでありながら、映画のようなボリュームに感じるのは僕だけでしょうか。

家族が増えると、より一層このストーリーから”するめ”の如く味が出てくるように思います。

だから何度でも読める。そして、何度でも涙ぐむ。

僕が最近ジーンと来ちゃうのが、”智久と由夏の泣く泣かない問答”のとこです。

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ピーッ!ピーッ!

そこそこっ!そこのおじさん勝手に入ってきちゃダメっ!


分かるようで分からない。分からないようで分かる、だったこのシーン。

ケツの青い頃には読めなかったんだろうな。

今は何か分かったようなんだ。

「自分の死」を避けながら「自分の死」を語り合う夫婦の会話が、超絶に切なくなる。

直球で聞けない。そして、結局聞かない、由夏。

言えない。そして、言わない、言葉を慎重に選ぶ智久。

桜井さんの「こころ」を借りよう。

時々 この心の在処(ありか)を知りたくなる 「あなたならなんて言うかな?」 そんな問い掛けの中に きっとある

「こころ」にいるから、聞けない、言えない。

そこに「愛」があるから、聞かない、言わないんだと思うんだ。

「言わなきゃ分からないよ。」

僕がいつも妻に言われてることだけど、往々にして、人の気持ちなんて言わなきゃ分らないことの方が多い。365日一緒にいる夫婦だとしても。

それでも、相手がどう思うかな?と考えるから、愛しているから、聞かないし×言わない、聞けないし×言わないという場面が、時として夫婦にはあると思います。

そんな、僕の「こころ」と「愛」の解釈で、『ふわりのこと』を読んでみました。

「智さんは、私がいなくなったら泣く?」

この問いが裏にあると考えたら、涙なくしてもう『ふわりのこと』は読めないっす。

最近、涙もろくてダメだね。

今回の結婚式でも、自分の娘が嫁にいくことを想像したら(女友達の結婚式だったんだけど)、エンドロールで恥ずかしいくらいボロボロ泣いてました。

キンタへの「愛」

『ふわりのこと』をより味のあるストーリーにしているのが、ゲンゾウさんだと思います。

『Howlling』を読むと、日向武史先生の溺愛の猫ちゃんがモデルなんだということが分かります。

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『あひるの空』2巻のそでにも登場するトラ猫ちゃんも恐らく同一。

最近の日向武史先生のツイートにもキンタさんとおぼしき、こんな写真↓

僕も実家で猫を飼ってました。

学生の頃、原チャで伊豆まで一人旅行った時に、一人旅が淋しすぎて拾ってきたという本末転倒の原チャ旅を思い出します。

小動物を飼うのは初めてだったからどうしていいのかわからず、とりあえずムツゴロウ師匠にならって、移動するときは口で首根っこを掴んで移動したり、口で毛づくろいしてやったり・・・etc.

多分それが原因で、盲腸になったんだと思ってます。

そうそう↓ココのまえがきの盲腸のことです(笑)

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キンタへの「愛」を形にしたとも取れる『ふわりのこと』。

やっぱり、深し。

僕は、猫の耳の「ポケット」に指を突っ込むのが好きです。