あひるの空ヘビーローテーション+

日向武史先生の『あひるの空』が好きすぎて、ネタバレしすぎない程度に考察してます。

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あひるの空32巻 表紙の目線の主を追え!

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まえがき

「母さん助けて詐欺」*1くらい、「ブースター」という言葉は、Bリーグには浸透しないと思うのです。

地上波ゴールデンタイムで放送されたBリーグの開幕戦。

僕はとびきりの違和感を覚えたのはそこでした。

本場アメリカでは、熱狂的サポーターをそう呼ぶらしい。

でも、そこは日本独特のチョイスがあった方がよかった気がする。

しょうがないから使うけどさ、32巻の表紙の目線の主は、九頭高ブースターなのか。

今日はそんなお話を。

この記事で「ブースター」を連呼してみたけどさ、やっぱり違和感あるよね。


blog.ahirunosora.net


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とにかく好きな32巻の表紙

「あひるの空」32巻の表紙は、僕はとにかく好き。

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あひるの空史上最高傑作の表紙画だと思っている。

それはね、あひるの空でいう「試合の―空気の匂い」が見事に描かれた1枚だからです。

新成人の皆さんも、成人式の日は空気の匂い違かったでしょ?

あ、おめでとうございます。


さて、この32巻の表紙画は、IH地区予選2回戦 VS霞川崎の試合直前のシューティングを切り取った1枚です。

アップ風景を切り取るところのセンスがまたいいですよね。

ナベの3Pは軌道を反れ、恐らくリングにもあたらないだろう。

ミチロウは、シュートを打った後なのだろうか。みんなにボール配りをしているやっぱり憎めない奴。

ヤスは念入りに、FOY(フィンガーオブヤス)をチェックし、

「夏目先輩!!」とトビにボールをパスする、実は気配りができるようになったコータ。

そして、カメラ目線の千秋には、このあと天誅が下るだろう。(ボールが頭に直撃する)


この表紙を見ると、そんなアップ風景が頭の中で動画として流れてくる。

皆さんには、どんな動画が流れているだろうか。

目線の主をブランチ風に

千秋が察知した目線の先には、誰がいたのだろうか。

今日は、「クズとカス」の考察でもない、「クズとカス」のギャラリー考察です。
32巻は、VSカス高の続きで、31巻の終わりの方から、その戦いは始まっています。

あひるの空(31) (講談社コミックス)

あひるの空(31) (講談社コミックス)

試合直前に、あの椅子に座ってる子が、32巻の目線の主ということになりますが、どうやらあの椅子には、色んな子が代わる代わる座っていたことに気が付きました。

だから、なかなか特定が難しい。

いや、そもそもココに日向武史流の伏線・意図は隠されていないのか?

そんな疑念はさておき、王様のブランチ風にお届けします。

余談だけど、あのブランチのナレーションの声の人は、絶対に紳士であると思う。

7位 スリー連続6本 空が無双炸裂の瞬間の彼

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あの椅子がアップされた徹底的な場面。

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そこにはカバンだけが残され、姿形はどこにもない。しかも、鍵がかけられそこは密室だった。密室殺・・・っなこたぁない。

後ろの坊やたちのカバンではなさそうです。

カバンの主たちはいずこへ??

ダブルスコアで結果がもう見えてるから、トイレ休憩か?

いや、そしたらもう試合も後半戦、帰ってしまうだろう。だったら―

このカバンの主たちは、

  1. 同会場で先に試合を済ませた高校生2人組

  2. ちょっと早めに付いちゃった次の試合の父兄応援団

こんなところだろう。

2の父兄応援団だとしたら、そもそも九頭高の試合前から座っているはずもないので、目線の主の候補から消える。

椅子は7つ空いてるように見えるが、実はハンカチとかで席取りしているようにも見えるが。

さて、1の高校生2人組。

勝ったチームなのか、負けたチームなのかは容易に判断できる。

負けたチームなら、それが引退試合になったハズだ。

であれば、泣いて腫れた目であの椅子に座ることなど考えることもないだろう。

ということで、勝ったチームの高校生2人組と判断に至った。

「高校生」としたのは、試合途中で席をカバンだけで押さえて連れションするのは、10代もしくは、ババアの仕業であるとしか思えないからだ。

本題は、目線の主かどうかだ。

そんな輩の目線に、「32巻の表紙は、僕はとにかく好き。」とか言っちゃってる自分が腹立たしいので7位としたが、ホントは、ランキング圏外としたい。

6位 跳な!牧野君が空のフェイクにかかった瞬間の彼

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思わず立ち上がった。

僕よりはるかに小さい彼のプレーに魅了された。

その椅子から立ち上がり、気付けばコートの隅まで引き込まれた。

ちょうどあの席が隠れているため、これはこうしたイメージを膨らませるしかない。

5位 空のファントムシュートが出たが外れてしまった瞬間の彼

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怪しい。実に怪しい。

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どうして彼だけ、どうして彼だけ髪も腕も描かれなかったのか。

両隣の2人はしっかりと描かれているのに・・・

この体育館に昔から出ると言われている・・・

だから、特に霊感の強い千秋だけが彼を見つめていたということか。

夜明けの暗がりでこの考察を書いてるんだけど、ちょうどココを書いてる時に、ピシっ!とラップ音。

怖くなってきた。

「今・・・あなたの後ろにいるの!」

キャーーーーー!!

4位 田中君が弱音を吐いた瞬間の彼

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この2点は、田中君が悪いわけじゃない。

#7の彼のポジショニングが悪いのに、コールしたのが悪い。

そう思いながら、あの椅子に腰を下ろした彼。

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今来たのか、ただ薄っぺらいパイプ椅子でオケツがいたくなってポジションを変えただけか判断つかなかったが、ランクイン。

3位 モキチが交代早々に得点した瞬間の彼

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彼は、たいてい1人で来ていた。

引退してからは、こうして地区大会から欠かさず観ていた。

今日は噂を聞きつけ、九頭高を観に来た。

彼は決まってコートを俯瞰できるこの席に座った。

彼はこの試合で、九頭高のブースターとなった。

カス高との試合後も、もしかしたら彼があの席に座っていないか。

確認してみよう。

2位 ミチロウとトビのスクリーンプレイがキレイに決まった瞬間の彼

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ココから31巻。

これから控える自分の試合に彼はちょっと緊張していた彼。

肘を脚におき、試合を観ながらイメージを膨らましていた。

「勝つぞ!まだ引退はできねぇ」

何度も、何度も心の中で唱えていた。

もはや自分しか見えていないこの心境を切り取ることはないと思うが、試合開始直後ということで2位にランクイン。

1位 千秋と#8がハイタッチをした瞬間の彼

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千秋マジうけるわ~

#8の彼は、アフロで巨漢のお兄さんの前にやるしかなかったんだろうな。

その#8の肩越しに、カメラ目線の彼。

この時間帯に、あの席に座っている彼が、あのシューティングを観ている可能性が非常に高い。

つまり、あの目線の主である可能性が一番高いということだ。

ちょうど、二人組っぽいし、7位の「同会場で先に試合を済ませた高校生2人組」と同一人物か。

背筋をピーンとし、体ごとセンターサークルに向けるそのイデタチは、育ちの良さを伺わせる。

だから何??

1位で失速・・・もうネタ切れです・・・

まとめ

32巻の冒頭、18ページにも及ぶ無言の演出は、日向武史先生さすがです!としか言えなかった。

32巻の表紙の目線の主は、牧野君が自分を変えるきっかけを与えた瞬間のように、九頭高の戦いを観て突き動かされた人の目線なのだと思う。

その選択は、絶対に間違いなんかじゃない・・・!!

そう。

こうして「あひるの空」のブースターになったあなた。

32巻の目線の主は、僕ら自身だった。

そんな”世にも奇妙”チックで終わって良い??

*1:2013年に警視庁によって新名称が募集され、同年5月に最優秀賞の新名称として発表された