あひるの空ヘビーローテーション+

日向武史先生の『あひるの空』が好きすぎて、ネタバレしすぎない程度に考察してます。

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あひるの空の終活―最終回考察

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こち亀の連載終了で世の中が憂う。

SMAPの解散で世の中がソワソワする。

「時代の終止符」を迎えた2016年。

あっという間に、今年も残すとこあと2か月とちょっとになっちゃったな。

上で挙げた2つは、2016年の衝撃的な出来事として誰もが挙げるだろな。

僕は、特に両者に思い入れがあるわけではない。

でも、ジャンプを開けば、当たり前に載っていて、「文字が多いから・・・」とデザート的に読んでいたものが、また、とりあえず「SMAP」「スマ」の文字がある番組には、1回は飛んでみるあのチャンネル選びの癖も、なくなると思うと心にポッカリと穴が開いた。


今日はあひるの空の「終わり方」について考察していきましょう・・・。

ずっと続いて欲しいのは、僕も一緒。

でも、いつか必ず終わりが来る。

その時、ポッカリ穴が開かないように。

「終活」をしておくべきなのです。


blog.ahirunosora.net


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恋しさと せつなさと 心強さと

エンディングノート的な今日の記事。

まずは、あひるの空の最終回がいつ来るのか知っておくべきですな。


これまでに日向武史先生が「最終回」に直接触れたのは、25巻と27巻と43巻。

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あひるの空(25) (講談社コミックス)

あひるの空(25) (講談社コミックス)



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あひるの空(27) (講談社コミックス)

あひるの空(27) (講談社コミックス)


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あひるの空 RAINDROP NARROW DOWN(43) (講談社コミックス)

あひるの空 RAINDROP NARROW DOWN(43) (講談社コミックス)

25巻で目指すべきゴールが見え、27巻でゴールまでの距離が漠然と見え、43巻のコメントでは確実にゴールが見えて走ってる。

僕はそんな印象を受けました。

大栄戦があひるの空の最後の戦いになるのは周知のことですが、40巻のコレも↓

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大栄=鷹山=あひるの空の終わりを隠喩的に表現したものなんだと思います。

着実に終わりが近づいている。

近づいている。

近づいている・・・。

と思うと、クズ高メンバーが恋しくなり、あひるの空の終わりが切ない。それでも”あひるロス”乗り越える心強さを僕に下さい。

「恋しさと せつなさと 心強さと」とはコムさんよく言ったもので、こんな心境を唄った曲なのだろうか。

部活の引退にも似たこの気持ち。

あひるの空が終わった時の心境は、そんな気持ちになるんだと思う。

日向武史先生だけでなく、読者も、キャラも、みんな、最終回を迎えたとき、「恋しさと せつなさと 心強さ」を感じるんだと思う。

あひるの空は何巻まで続く?

現在、連載中のマガジンでは、県予選3回戦VS妙院が佳境に入り、スーパーシード校と対戦する「4回戦」に向かいつつあります。

あひるの空の今後を左右する4回戦。

というのも、シード権を獲得しているであろう大栄・昭光学院の両校が長らくの沈黙を破り、トーナメントで顔を出すからです。

39巻で描写があったことから、どこかで必ず大栄と戦うことになっています。

つまり、

  1. VS大栄が4回戦なのか

  2. VS大栄が決勝リーグの1戦なのか

このどちらになるかが、以後あひるの空が何巻まで続くのかポイントになるところなのです。

4回戦となると、45巻で県予選3回戦VS妙院が始まったこともあり、最終回がグッと近くなってきます。

これらを踏まえながら、あひるの空が何巻まで続くのか考察していきましょう。

VS大栄4回戦説

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あひるの空(39) (少年マガジンコミックス)

39巻での酒巻監督のインタビューでのコメントは、九頭高VS大栄がいつなのかということの大きなヒントになっています。

酒巻監督のコメントを整理しておきましょう。

神奈川を抜け出る方がよっぽどキツかったぜ

大栄が県予選で戦った4試合=
①県予選初戦(トーナメント4回戦)
②決勝リーグ第1戦
③決勝リーグ第2戦
④決勝リーグ第3戦
のいずれも苦戦を強いられたということにでしょうな。

続けてアナウンサーが「・・・・それは接戦だった北住吉との」と話しており、4試合のうちの1戦がVS北住吉だったことが分かります。

北住吉戦は、延長戦までもつれ込むんじゃねぇべか??

いんや しょっぱなからだよ

この「しょっぱな」という言葉が、考察を難解なものにしてくれているんだけど、素直に考えれば①県予選初戦。

つまり、県予選4回戦ということになります。

「しょっぱな」=県予選4回戦ということであれば、ココがVS九頭高ということになります。

僕の解釈は、決勝リーグでの第1戦なんだけれども。。。コレはまた下で語ることにします。

借りは来年返すわ

↓皆さんはどう読みますか?

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読み方は、2パターンあると思うんです。


<パターン①>
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<パターン②>
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ほら、読む順番を変えただけで、だいぶ印象が変わります。

<パターン①>の場合―
「しょっぱな」という言葉に引っかかった車谷監督を印象付け、仮に「しょっぱな」=県予選4回戦を指すのであれば、県予選4回戦がやっぱりVS九頭高ということになります。

<パターン②>の場合―
車谷監督は「借りは来年返すわ」という言葉に引っかかった描写となり、「借り」が「しょっぱな」だとは断定しにくく、酒巻監督も苦戦を強いられた4戦のことを指しているようにも捉えられます。

濁した感があるこのページ。

日向武史先生の巧さだね~

VS大栄決ブロ説

素直に読めば、4回戦が確実に九頭高なんだけどね~

しかし、僕は、かねてから九頭高が決ブロまで進出するんだ!と訴えてきました。

blog.ahirunosora.net

もはやコレ願望。

だって、いつまでも九頭高の戦いを観ていたいもん。

だって、じゃあ↓コイツはなんなさ。

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blog.ahirunosora.net

だって、だったら呼人が「あと1つだな」くらい言うんじゃない??

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「しょっぱな」が決勝リーグの第1戦のことかもしんないじゃん。

そして、みんなもそう願っている。

論理的には説明できない九頭高決勝ブロ進出説。

50巻越えは確実

日向武史先生が、漠然としたゴールに掲げていた50巻は、余裕に超えてくるかと思います。

45巻から始まった妙院戦は、

46巻:妙院戦中盤
2016/11/17発売!2016/12/16発売!
47巻:九頭高4回戦進出っ!

となるだろう。

その後、40巻や44巻のような試合前のキャラ別のストーリーが展開され、いよいよ4回戦という流れになるんではないかと。

そして、大栄戦が何巻分描かれるだろか。


↓この記事を見た人はいるだろうか。レアな日向武史先生へのインタビュー記事です。

herointerview.jp

『スラムダンク』を越せるバスケ漫画は絶対に出ないと解っていても、どこかで別のバスケ漫画を欲していた自分がいました。当時連載用のネーム(コマ割)を考えてたときにも、マガジンとサンデーでバスケ漫画をやっていたんですが・・。何か違うと。後にずっとしょーもないバスケ漫画が乱発されるくらいなら自分でやろうと思いました。スラムダンクに及ばなくても自分にしかできないことで勝負してみようと。それでです。

このインタビューでも分かるように、あひるの空は『SLAM DUNK』に大きなインスパイアを受けて描かれているのは、皆さんもご存じですよね。

以前こんな考察も書かせてもらいました↓

blog.ahirunosora.net

だから、僕は、最後に描く試合で、日向武史先生が山王戦を意識しないわけがないと思っています。

というのも、『SLAM DUNK』で湘北の最終戦となった山王戦は、25巻~31巻で7巻を使って描かれてました。

僕は、この「7」という数字を意識してくると思うんです。

完成度の高かった丸高戦が、34巻~39巻で6巻でストーリーが紡がれましたが、ココも実は「7」を意識していたのではないか?

丸高戦以降は―

県予選1回戦VS北辰は1巻で、

県予選2回戦VS藤沢菖蒲は2巻で、

と、コンパクトにまとめられています。

次なる県予選3回戦VS妙院は3巻を使って描かれそうで、徐々に体が温まってきてる感を感じます。

山王戦を超えたバスケ漫画を描きたい。

丸高戦を超えた戦いを描かなければならない。

こんな願望が義務へと変わり、18巻以降沈黙を守り続けている「横浜大栄」という存在に、読者の期待も膨らみまくっているという状況でそれを超えないわけがない。

  • 白石はなぜ「最短距離」で頂点を目指すのか

  • 鷹山と空ママ由夏とのエピソードの続き

  • 不破豹のあれから

などなど、コミックス1冊にしてもおかしくない濃すぎる伏線回収が待っています。

だから、7冊を超えないハズはないんですけどね。

これまでの色々を踏まえて、僕はこんな未来図を描いてみました↓

<VS大栄戦が4回戦説の場合>
コミック№ 内容
#45 妙院戦①
#46 妙院戦②
#47 妙院戦③
#48 4回戦前①
#49 4回戦前②
#50 大栄戦①
#51 大栄戦②
#52 大栄戦③
#53 大栄戦④
#54 大栄戦⑤
#55 大栄戦⑥
#56 大栄戦⑦

VS大栄戦が4回戦説の場合
↓↓↓
56巻で完結

<VS大栄が決ブロでの1戦説の場合>
コミック№ 内容
#45 妙院戦①
#46 妙院戦②
#47 妙院戦③
#48 4回戦前①
#50 4回戦①
#51 4回戦②
#52 4回戦③
#53 決ブロ前①
#54 決ブロ前②
#55 大栄戦①
#56 大栄戦②
#57 大栄戦③
#58 大栄戦④
#59 大栄戦⑤
#60 大栄戦⑥
#61 大栄戦⑦

VS大栄が決ブロでの1戦説の場合
↓↓↓
61巻で完結


いずれにしても、あと5年は続くべさ。

終わり方

丸高戦の終盤、突如長期の連載休止になった時は、もう再開されることはないと思ってました。

週刊連載がいかに過酷な仕事であるかは、井上雄彦大先生の密着ドキュメントを観てちょっとは知りました。


プロフェッショナル 仕事の流儀 スペシャル 「漫画家 井上雄彦の仕事の螺旋、いまだ終わらず」

〆切に追われる日々。

僕はこうして自由気ままにブログを書いてますが、仮に、「毎週水曜日更新」というルールを作ったとすると、同じ現象が起きるだろう。

今は、こうやって書くことで発散しているけど、書くことがストレスに変わるにちがいない。

そして、辿りつくのは「ちょっと休みたい」。

「同じ」というとおこがましすぎるけど、あの1年という長期連載休止はそういうことだったんだと思う。

無事あひるの空は再開され、先出しされた「最終回」=”スラムダンンク最終回”。

最高潮に盛り上がったところで、サッと結果出し⇒近未来を描くオチ。

あれで終わらせることもできたのかもしれない。

27巻で言っていた「最終回のネーム」はこのことだったのかもしれない。

それでも、日向武史先生を突き動かしたものは、

後にずっとしょーもないバスケ漫画が乱発されるくらいなら自分でやろうと思いました。スラムダンクに及ばなくても自分にしかできないことで勝負してみようと。それでです。

インタビューでも言っていた「あひるの空」を描き始めた原点だったのではないでしょうか。

”スラムダンンク最終回”を超える最高の最終回が見れる!

どんな終わり方になるのかな。

  • 近未来じゃなく、未来オチ。空が九頭高女子のコーチを引き継いでたり。

  • 空ママ由夏との絡みオチ。空と由夏・智久と由夏・鷹山と由夏。

  • 空の引退オチ。空の代の県予選でまた大栄と当たってたりね。

どんな終わり方になるにせよ、後に、”あひるの空最終回”が語り継がれることになるのは違いない。