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あひるの空ヘビーローテーション+

日向武史先生の『あひるの空』が好きすぎて、ネタバレしすぎない程度に考察してます。

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スラムダンク世代の僕は、浦島太郎になってやがった。

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Bリーグの開幕戦観ましたか?

あれだけの人がバスケに歓声を上げたことが、これまであっただろうか。

「SLAM DUNK」のオープニングがフラッシュバックしたよ。

ついにこの時が来たんだっ!

開幕戦を観て誰よりも熱くなったのは、間違いない。スラムダンク世代だろう。

少しでもBリーグの盛り上げになればと、さっそく地元のチームのファンクラブ入ったよ。



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スラムダンク世代は浦島太郎

僕が、バスケを再開したのは今から4年前のことです。

詳しくはココで書いてます↓

blog.ahirunosora.net


15年ぶりにバスケを始めて、ようやく体も慣れてきたところで、練習試合がありました。

シュートは相変わらずだったので、とりあえず気合だけは見せたろ。

そんな気持ちで、ボールを必死に追いかけて、追いかけて、

離さへん!離さへん!離さへん!

よっしゃ!ヘルドボールに持ち込んでやったぜっ!

ジャンプボールも負けへんでっ!

1人そんな気合でセンターサークルへ向かいました。

あれっ!?

なぜに相手ボールになってんの?

俺のファール??

「あひろてさん!戻って!戻って!ジャンプボールって、もうないからっ!」

外野から声が飛んできて、初めて知る。

ルールが変わってやがる。

そして、恥を知る。

俺「浦島太郎」になってんじゃん・・・


先日のBリーグで久々にバスケ観たって人も多いだろう。

そんなスラムダンク世代は、色々が変わりすぎてて、ビックリしたんじゃない?

えっ!前後半20分じゃないの?

えっ!30秒計が24秒になっとるっ!?

えっ!ナニに??あのゴール下の3Pライン?(笑)


この15年で、バスケは想像以上に進化している。

Bリーグに感化されてバスケ再開してみよっかなぁーというスラムダンク世代のために、押さえておくべきルール改正ポイントを記しておきます。

コート上で、浦島太郎になる前に。

SD終了から変わったルール

1996年に「SLAM DUNK」の連載が終了から現在までの20年の間で、大きくルール改正が行われたのは3回ありました。

施行 内容
2000 10分クオーター制導入
2001 24秒ルール導入
2010 コートラインの大幅な変更


あひるの空でも、県予選以降、ルール改正後のコートラインが適用されるようになりました。

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つーか、台形で描かれてたんだね。気づかなかった。

日向武史先生も、ルール改正についてあひるの空40巻で触れています。

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あひるの空 LOST AND FOUND(40) (講談社コミックス)

日向武史先生の言っている「猶予期間」とは、国際バスケットボール連盟(FIBA)が指示した「2013年3月31日までにコートを改修せよ。」というもの。

丸高戦の連載中に、この日を迎えていました。

九頭高の体育館が「従来のまま」なのは、日向武史先生の思いやりなのかなかと~↓

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せっかく徹夜でラインをキレイにした先生たちの苦労を思ったら「あれ?またコートライン変わってる」ってなってたら、酷すぎますからね。

日向武史先生のキャラへの思いやりに敬服です。


僕は高校を2000年に卒業しました。

運よくなのか分からないけど、大きなルール改正が行われなかったギリギリの世代だったんですね。

だから、戸惑うこともなく卒業できたわけですが、いきなり3Pがあんなに遠くなったら泣きますわ~

どんなに遠くなったって??

上で挙げた大きなルール改正も含めて、ちょっと解説を加えておきましょう。

知っとるわっ!そんなのっ!!

という人も、「そういうことだったのかっ!」が見つかること書いておきました。

ルール制定の背景も含めてご一読下さいまし。

10分クオーター制

今まで、20分でよくやってたなと思います。

8分流しの練習ゲームでヒーヒー言ってる自分は、今となっては、跳んで、走って、跳んで、走って、を20分続けられるとは到底思いません。

そうか、クオーター制はそんなプレーヤーへの思いやり100%でできたルールだったのかっ!

粋なことしてくれるぜっ!誰かさんっ!

・・・いや、どうやらそういうことでもないようなのです。


世界基準に大きな影響を与えている米国NBA。

彼らによって作られた世界基準のルールの1つが、クオーター制だと言えます。

NBAは、発足当初からクオーター制。独自ルールの12分クオーターです。

実は12分クオーター制になった経緯は、TV的に×だったということだけらしいのです。

20分ハーフだとね、2時間枠には短く、1時間枠では足が出る。

TV的には野球や、サッカーに比べると試合時間が短く、中途半端なスポーツだったわけですよ。

それをね、ちょこちょこっとイジッたら、

「あれ?YOUちょうどいいじゃん」

と、川淵三郎チェアマン的なプロデューサーがそういったんだろうね。

20分の前後半に数分+することも考えられたらしいけど、、、

アホかっ!25分のハーフなんて死んでまうわっ!

誰かがそう言ってくれたのだろう。

プレーヤーへの思いやりなど後づけ。。。何とも・・・なバスケのクオーター制でありましたとさ。

Bリーグも12分クオーターになる日は近いのかな。

<補足と蛇足>

試合時間のちょっとした違い↓

組織 時間
NBA 12分×4
NCAA 20分×2
FIBA 10分×4
JBA 10分×4
高体連 10分×4
中体連 8分×4
ミニバス 6分×4

NCAA(全米大学体育協会)だけが、20分ハーフなの気になりません??

「NBAの予備校」的な存在でありながら、なぜに未だ20分ハーフ??

僕と同じように気になっている人やっぱりいました~↓

detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

そして、その回答がピカイチすぎるのでピックアップしておきます。

あくまで私の憶測です。 元々NCAAはバスケットのより戦術的な面を学ぶ場でもあるらしいのですが、それをふまえればある程度納得できるのではないかと思います。

ショットクロックは大体20秒使って攻めきれなかった場合、まだ立て直す時間が15秒あることになります。 つまりハーフコートバスケットにより重点を置いているのではないでしょうか。 確かにレベルが上がるにつれて速攻で攻めきれなかった場合に個人の力や、簡単なカットイン等で得点できる場面は限られてきますしね。

バックパスはショットクロック(24秒)と合わせて試合の展開をよりスピーディするためのものと解釈しているので、ショットクロックにそのような意味がないのであれば、特に必要性はないのかと。 もっとも、これに関しては正直あまり理由が分からないものではあります。

試合が20分の前後半制になっているのは、4クォーター制の場合、どうしても短い時間で一旦試合が途切れてしまいます。 そのため試合の流れを作る、掴むのが難しくはなるのではないかと考えています。

そうやって学んだことをより洗練していくとNBAを頂点とするプロの世界(ルール)でやっていける、という事ではないかと。 KG以前には高卒ではNBAで通用しないとか言われたり、最近高卒→NBA入りが禁止されたのも納得。 逆にそういう段階を踏んでいく環境ができ上っているから、アメリカ全体として極端にレベルが落ちたりしないのでしょう。 2000年代に国際大会でアメリカが一時低迷したのは諸外国の成長や見通しの甘さであって、決して能力の問題ではないと思ってます。

こんなトコで如何でしょう?

こういうのが根底にあってのクオーター制であれば、納得ですな。

「米国に右へならえ」なら、20分ハーフは残してもよかったのではとも思えてきました。

プレーヤーとしては、20分走りっぱなしなんて、やなんだけどね。


こんなとこでも垣間見れるけど、米国との絶対的な差を埋めることはどの国もできないんだろうな。

24秒ルール

なぜに25秒のキリ番ではなく、24秒??

これも、NBAから来たルールですのね。

NBAで12分×4Q÷24秒=120回ずつの攻撃回数となる計算で24秒が決まったというのです。

へぇ~

そして、知らなかったよ「14秒ルール」・・・って何よ。

新潟県バスケットボール協会審判委員会TOグループがまとめたケース集(PDF)。

よくできています↓

http://niigata.japanbasketball.jp/referee/shotclock2015.pdf

もはや、「ショット・クロック・タイマー」というゲームを出せるんじゃないかと思うくらい、難しい。

オフィシャルやりたくねぇ~わ~

コートラインの変更

百聞は一見にしかず↓

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引用:バスケショップ|バスケコート・バスケゴール施工|バスケットボール専門スポーツショップ「スポーツマンシップ」

こんな感じに変わりました。

<3Pライン>

スリーポイントラインが遠くなったという噂は聞いておりました。

立った時のあの届きそうもない感。

っなこたぁないだろ~

打つ

ウソーん

気を取り直して

打つ

ウソーん

エアボールの連続・・・。

50cm離れただけでこんなにも違うものか・・・曲者です。


そして、更なる衝撃的事実を知る。

NBAの3Pラインは、その更に50cm遠いというのです。

協会 距離(m)
NBA 7.24
NCAA 6.32
FIBA 6.75
JBA 6.75

カリーの3Pシュートは、僕らが調子イイ時にドヤ顔で3Pライン半歩後ろから放ってるあの位置から普通に放たれているのか。。。

待てよ、じゃあ↓こやつのシュートってどんだけやねんっ!


ライン拡張の背景には、「あまりにも3Pがみんなスパスパ入りやがるから」、御上がいたずらしてやろう。

たったそれだけの理由で、世界基準が変更されたらしいのです。

NBAルールに近づけようとしているFIBAだったけど、2010年の改正時に「アマチュアバスケの発展を考慮してのこと」として、あえて7.24mにしなかったというのです。

御上も人間。

さすがに1m下げたら御上のいたずらにしてやりすぎか。

そう思ったんだろう。

でも、「あえて」??

順天堂スポーツ健康科学研究「バスケットボール競技における 3 ポイントライン拡張によるシュート選択行動の変化」中嶽 誠(PDF)

http://www.juntendo.ac.jp/hss/albums/abm.php?f=abm00007780.pdf&n=vol63_p41.pdf

この論文読んでたら、いずれ7.24mになる日が来るとも考察しているのです。

ひえぇぇぇ~恐ろしや。恐ろしや。

<ノーチャージセミサークル>

「ゴール下の3Pライン」は、ノーチャージセミサークルなるもので、ノーチャージエリアを区分けしたラインになります。

ラインの内側にディフェンスがいた場合、オフェンスの当たりを多めに見てやるぞというもの。

つまり、

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ゴール下がさらに戦場になったぞいっ!!

殴る!蹴る!斬る!

合戦じゃっ!合戦じゃっ!合戦じゃっ!

※というものではありません。

↓FIBA解説動画


No Charge Zone - FIBA Education for Basketball Officials

バスケを再開決意したSD世代へ

あの時、簡単にやってのけたことができなくなってる実感。

翌日の全身筋肉痛。

手のひらまで筋肉痛になりやがります。

いつしか「翌日の自分」を考える保守派になってる自分がいて、「いいや、また今度」。

バスケしてみようかなという気持ちをそっと引き出しにしまうってはいないか??

これだけ、ルールを押さえておけば大丈夫っ!体育館に行ってごらんよ!

ボールをつく音。

バッシュのスキール音。

体育館の何とも言えない匂い。

朱色のリング。

それだけで心臓の鼓動が早くなるハズ。


そして、やっぱり「バスケの化学反応」はたまらんです。

バックドアでパスがつながった時。

インサイドから託されたパスが、スパッとノータッチでシュートが決まった時。

簡単に抜かれたしまった自分をフォローしてくれた仲間のディフェンス。


歳を重ねるごとに”地獄のスポーツ”になっていくけど、「バスケの化学反応」があの頃の気持ちを蘇らせてくれますよ。

あひるの空登場のバッシュ

さぁ!新たな翼を装着して、体育館へ行こうじゃないかっ!!

車谷 空

夏目 健二

上木 鷹山

不破 豹

白石 静